研究テーマと活動計画

 幅広いテーマを扱うという従来の方針は堅持するが,とりわけ今期は,1)歴史・文化と場所,2)政治・経済と空間,3)都市社会,という三つの視点からの検討を深めてみたい。1)は場所の意味の生成や衝突といった側面を扱うものである。2)については,経済理論や社会理論の動向から空間を照射するものである。3)については,1)や2)とも関わりつつ都市社会の諸問題を扱うが,とくに階級論やエスニシティといった視角からの検討を深めていくことを目的としたい。
 今後2年間に7回程度の研究集会開催を予定している。各回につき1名~2名程度の発表者をたてる予定であるが,従来通り,十分な質疑の時間を取ることで,1)~3)の研究テーマのそれぞれ,もしくはその交差する部分の深化を図りたい。また,近年,盛んにおこなってきた他の研究部会との合同開催も,ひきつづき視野に入れたい。
 運営に当たっては,ウェブサイトを通じて迅速な情報発信に努める。また,メール会議等を通じて,世話人間の円滑な意思疎通を図っていきたい。

  • 最終更新:2017-09-18 14:49:57

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